記述日 2022/7/1
前回は以下の記事で帰納法と演繹法について記述し、
結論から話すには帰納法を意識して話しましょう。という記事でした。
今回は帰納法を更に掘り下げます。
結論から話す方法としてPREP法(プレップほう)があります。
・Point(結論)
↓
・Reason(理由付け)
↓
・Example(具体例)
↓
・Point(結論の繰り返し)
上記4つの型、順番でなりたっていて、その頭文字PREPを取った名称になります。
PREP法は「型」なので、型を意識して使う必要があります。
普段話す時も思いついた事をすぐに離さずに、一度PREPの型、
結論 → 理由付け → 具体例 → 結論の繰り返し
を意識して、頭の中で整理して、結論から話す事を心がけます。
PREP法は会話だけではなく、会議運営にも非常に有用です。
会議の際には必ずアジェンダを用意しますが、
アジェンダは日本語の”議題”よりも意味が狭く、
「会議でどういう結論を出すべきかというゴールイメージ」を意識して、作成します。
→そして、どういう結論を得たいのか?
→そのためにはどういう段取りをするのがよいのか?
→どういうふうにそれを決めていくのか?
と言ったように、得体結論から逆算して会議を展開させていきます。
これを考えながら会議を進める事で、会議の方向性がブレにくくなります。
報告書も、日常のメールも、話すときも、答えるときも、会議の運営運営も、
すべてPREP法を意識して結論から話す/書くことで、
分かりやすく説得力のある論理を展開する事ができます。
■コンサル一年目が学ぶこと 大石 哲之(著)
非常に良い本。おすすめ!